• 生産技術

箱物板金の溶接技術と図面展開のコラボ

55年間培われてきた要素技術

 創業当初より、オーダーメイドでのロッカーやスチール家具、その他箱物筐体の設計・製作に携わってきており、その図面データやノウハウは多大なものとなっています。例えばロッカーでは0.7~1.0tのスチール鋼板で、高さ1790や1600といったものが多く、制御盤や配電盤などでは、2.3tや1.6tのものが多いです。

ノウハウの蓄積と棚卸し

 様々なお客様を通じて、多種多様な業界・製品の要求機能を満たしてきた経験があります。要求強度を確保するには板厚をどのように設定するのか、補強はどこにどのような形状で配置するのか、防水性能を持たせるにはどのような構造にすれば良いのか、図面展開段階での細部の切欠き形状はどのようにするのか等、様々なノウハウがあります。その創業から引き継がれているイズムを3Dモデリングの基本設計に落とし込み、また現場で製品に触れる事により、机上のものを経験と置き換え、設計者のレベルアップを図っています。

加工改善の仕組みと運用PDCA

 当社の強みは、設計技術部隊が充実していることです。新規設計の場合には、モデリングを自社で行い、バラ図展開や溶接図面作成をしています。また、特に“製作検討会”や試作後の“社内設変(不具合排除と加工改善)”に注力しており製造現場の声をすぐに反映出来る仕組みがあります。それにより製品の出来映えはもとより、生産性の向上、設計者の知識レベルの向上に繋がっています。

お問い合わせ先

株式会社 仁張工作所
072-962-2831(代表)
大阪府東大阪市水走3丁目14番6号

設備や運用方法を動画でもご紹介させていただいております。

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