大型ロッカーの立て窯塗装風景
塗装ラインに吊って流すことができない大きな筐体(着替えロッカーや自動販売機等)は、職人が吹きつけ塗装したあとに立て窯乾燥炉で焼付するようにしています。剥離等の不良を起こさぬよう、十分に脱脂作業をした後で、吹きつけ工程に入ります。ライン塗装とのバランス保持が大切で、現在は複数メンバーが対応できるよう、社内でトレーニングを行っています。また、ライン塗装製品との色味を合わせることも、入念に行うように取り組んでいます。
- ロット
- 1~
- 工程
- 【塗装】・・・脱脂(パーカー)処理 → 吹きつけ → 焼きつけ → 検査
- 用途・特徴
- 当社では、特型ロッカーや別注キャビネットの製品が多く、塗装工程の自社内製は必須であり、大きな強みとなっています。品質・コスト・納期のいずれにも大きく関わります。溶剤塗装と粉体塗装の両方に対応可能です。
自社で塗装ができることで、知識があることが、外注委託する場合にも役立っています。キャパ的にも全てを自社で対応できるのではないので、東大阪近隣の2社の外注塗装会社様にも大変お世話になっております。3社の特長を理解した上で、最適化をご提案させて頂くことが可能であり、お客様の共同開発に寄与しています。