曲線の溶接組立作業
デザイン性をもった装置・機器類の筐体カバーについては、近年、特にフロント部分において円形の曲線デザインをご要望されることが多くなってきております。当社では、ロール曲げ・順送り曲げといったベンダー加工での工夫のあと、レーザー溶接機やアルゴン溶接機を用いて、デリケートな溶接作業を施し、曲線や球面といったご要望にお応えできるノウハウがあります。
- ロット
- 40
- 工程
- レーザー → 折曲げ → 溶接(YAGレーザー・スポット・アルゴン) → 溶剤塗装 → 検査・梱包
1) レーザー溶接・アルゴン溶接・サンダー仕上を得意とする職人が、組立課には多数在籍しています。
2) 新人には、先輩社員が丁寧に指導していきます。 - 用途・特徴
- デザイン性の高いキャビネットや機器の板金をさせていただく事が多いです。最近の実績では、ロッカー以外にも郵便ポスト・浄水器・精算機・両替機・ゲーム機・・・幅広い分野で、共同開発をさせていただいています。メカや電気系を含めたお客様製品の3Dデータを共有していただき、カバーやブラケットなどの板金部分の設計提案をお任せいただくことが多くなってきています。そうすることで、設計者様の時間短縮(図面化の請負)やより合理的な板金仕様のご提案ができる、と自負しております。
- お客様業種
- メーカー様
大きなRを作り出すには、ヘラ絞りやプレスといった工法の他、当社で対応できるロール曲げやピッチ曲げ+“レーザー溶接やアルゴン溶接といった工法があります。その他、板金展開の工夫で、コーナー部分に部品を溶接して仕上げることで、球面などの演出も可能です。そういった取り組みで、製品のグレードをデザインで高めることが可能となります。