弊社で実践している品質管理についてをここでは書かせて頂きます。
ISO9001認証取得しておりますが、それだけでは見えない具体的な中身を見て頂こうと思います。
弊社では定尺材料を鋼材メーカーから購入し、1枚の定尺材料から様々な部品をくり抜き加工をしています。
その際に問題となるのがくり抜いた部品の識別管理管理になります。
量産品の加工で、誰もが一目見れば分かるような製品であれば問題ないのですが、弊社では年間数十万個の部品を加工しており、人の記憶で識別する事は不可能に近い行為になります。その為、シート情報を基に図面と照らし合わせ、現品票を貼り付ける、人為的な作業を実施しておりました。
時間のロスもそうですが、何よりも識別間違いの可能性が高く、不安定な作業の一つにありました。
バラシ作業の識別をどのようにしていくのか?品質、時間、どちらも満たせる方法はないかと、色々な考えを巡らせ、ある機械装置メーカー様とタイアップし、識別装置を開発致しました。
加工シートの情報をバックエンドに持たせ、カメラ認識し、製品の特定(所謂識別)、現品票発行まで一連の流れで網羅する装置になりました。誰でも同じレベルで、同じ時間でバラシ作業が行えるようになり、十分な成果があがっております。
現在は2Dレベルでの識別しか出来ませんが、今後より必要性が高まれば3Dでの識別を具現化していこうと考えています。
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